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EFFライズシステムの特長
力率改善装置
発電機の船内力率が悪く、泣いていませんか?
動力電源の負荷が主となる船舶では、力率が悪く負荷電流が大きくなっています。この場合、発電機温度が上昇し、発電機効率が低下します。船内力率を改善すると、発電機効率が改善し、発電機関の負荷が減少するため省エネ効果があります。船内力率が悪いと、実負荷(kW)に対して負荷電流が大きくなるため、発電機の回転子が高温となり、回転子巻線の事故にもつながります。省エネ効果のほかに、高齢化した船の発電機事故のリスク低減のためにもなります。
※陸上設備では、ほとんどの電動機に進相コンデンサーが装着されています。
遠洋鮪延縄漁船の事例をご紹介致します。
発電機:400kVA 冷凍機:60kW×4 台 操業時発電機負荷が 220kW.800A 時の船内力率は 0.72 でした。 進相コンデンサーを作動後のデータは、225kW.650A 時の船内力率は 0.91 となりました。船内力率が 0.19 改善したことで、発電機効率が 90.3%から 93.65%と 3.35%改善しました。本船は、冷凍機電動機のみに進相コンデンサーを装着した事例です。 遠洋鮪延縄船発電機関の一航海平均燃料消費は約 1100ℓ/日となっています。 1100ℓ/日が発電機効率 3.35%改善すると年間 300 日航海での改善は下記となります。
1100[ℓ/日]×0.0335×300[日]×80[円/ℓ]=884,400[円]
発電機関の燃料消費率を 3.35%改善するのは至難の業です。 また、参考となりますが、船内力率を 0.95 とした場合の改善は下記となります。
1100[ℓ/日]×0.0395×300[日]×80[円/ℓ]=1,042,800[円](参考値)
参考画像・グラフ
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